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時計研磨工房に潜入してきました。 [時計 新品仕上げ]

店長の坂本です。  

時計研磨工房に 潜入してきました?!  


全国から沢山のオーバーホールとともに 新品仕上げのご依頼もいただきます。

今回は 研磨作業場のレポートを行いたいと思います。

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こうみるとやっぱり ロレックスが多いですね。スイス製高級時計では 圧倒的な本数と人気です。
次に多いのは オメガです。特に圧倒的にスピードマスターですね。 男性の保有者が多く、磨きを行いたいとのご要望も大変多くなっております。

最近人気上昇中のブライトリンやブルガリ、カルティエなども研磨が多くなってきております。


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現在の状況は オーバーホールには機械を取り出しており、機械は専門の機械修理職人さんへ

こちらは ケースとブレスの 研磨待ちとなります。



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研磨作業場も 外部からのごみが侵入しにくいように クリーンルームと作業着で お客様の大切な時計が最高の状態に保てるようにしております。

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ブレスレットなどはこのように 大型のバフ研磨機によって、手作業により 1コマ、1コマ磨かれていくわけです、大変な作業となります。



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こちらの研磨機は ザラツ研磨といって、平面を磨くための機械となります。 多いのはケースのベゼルや裏にある 曲面ではない、平面を角度をつけて平らなバフにあて磨いていく工程です。 最近はブルガリの「ブルガリ・ブルガリ」などの平面仕上げが多くなっているそうです。 この研磨機がないと平らな綺麗な面が出せません。


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研磨後は超音波洗浄機により 研磨剤やゴミなどを綺麗に落とします




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超音波洗浄機で洗ったケースやブレスは 食器乾燥機を改造した^^ 上のモデルで乾燥させて、職人さんたちが 目で最終チェックを行います。

写真でもおわかりのようにケースがピカピカに仕上がっております。

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こちらの工程は 鏡面に磨きあげたケースやブレスに 再度ヘアーラインなどを入れる作業を行っております。  ヘアーラインはブランドやモデルによって、違いすので、時計にあった細かさのやすりに交換して部分部分を丁寧に磨いていく工程となります。


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最終的に 磨きあげられてたケースやブレスと オーバーホールが完了した、ムーブメントを組み立てあげ、ワインデイングマシーンで ランニングテストを行っていきます。


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オーバーホール(分解掃除)は なんども調整を行い、機械測定やワインディングマシーンで携帯精度を高めていきます。


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いつも沢山の修理をありがとうございます。

今後とも 職人さんともども お客様の大切な時計の修理をさせていただきます
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