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防水検査? 100m防水と10気圧防水に違い? [その他時計ネタ]

店長の坂本です。

今日は 修理関連の 話題となります。

夏真っ盛り こんな時防水時計の電池交換や 防水時計のオーバーホール後 の 防水検査の 検査機器を紹介します。


腕時計に 100m WATER RESIST や 10ATM  20BAR など ケースの裏や 文字盤などに記載があると思いますが、防水の目安の水圧となります。

100m防水と10気圧防水 は厳密には違う意味です。10m潜るごとに水圧が1気圧あがるので、同じではと思いますが、 簡単に言うと100m防水は 100m潜って作業などしても大丈夫  10気圧防水は 10気圧の水圧力がかかっても大丈夫と言う意味です。 

単純には  10気圧<100m防水  10気圧防水より 100m防水のほうが強いということです。でも単純には 普通は同じくらいと思ってもいいかもしれません。(防水検査は メーカー基準もありますので、世界的な基準で書く場合は ISO規格を通さないといけません  ISO防水腕時計はかなり少ないです。 職業上の潜水員さんなどが使用したりします。) 


難しい話はさておき

一番多い 10BAR 10気圧防水の時計は下の 空気気圧をかけて、防水検査を確認します。

DSC03702.jpg



また、 ダイバー時計のような 200m防水などの時計は 下の 水圧を実際かけて検査を行っております。

こちらの機械は 最高600m防水まで試験ができるものです。ほとんどのダイバーモデルが試験可能です。

DSC03703.jpg


このような防水検査を行うことにより、 電池交換後やオーバーホール後も 安心して時計を使えることができるんです。



あと、よく多いのは お風呂やサウナで時計をされている方  お湯や水蒸気は ゴムのパッキンが熱により変形しますので、隙間ができ、防水時計でも水が入りやすくなりますので、決してしないでくださいね。 


また、メーカー推奨では 2年ごとに 裏ぶた、リューズパッキンを交換しないと 防水は確保できないと各メーカーさんの説明書に書いてあります。  電池交換やオーバーホール時以外に 水を使われる方は2年ごとにパッキン交換が必至となります。
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